Tradeviewは
・資金は分別保管されている安心安全な海外エフエックス業者である
・デモ口座も開設できる
・ビットウォレット,Sticpay,BXONEなどの電子決済で入出金ができる
ことから現在日本で一番人気の海外FX業者ですが、いざTradeviewに登録(口座開設)して取引したい！と思っても、Tradeviewの公式サイトにはロットについてあまり詳しくは記載されておらず分かりづらいですよね。
あなたはトレードビューの
「ロット数の変更や確認方法は？」
「最低ロットや最大ロット数(何ロットまで)はいくつ？」
「ロットと証拠金の関係は？」
「口座タイプ別や銘柄ごとのロット数は？」
という疑問をお持ちではありませんか？
ロット数はトレードビューでCFDやFXトレードの取引数量として理解しておきたい大事な要素で、特にハイレバレッジで注文を出す際にロット数を間違えると大変なことになりかねません。
ですのでこのページではTradeviewの
・ロット数の変更や確認方法
・1ロットの損益（1ロットいくらか）
・口座タイプ別や銘柄ごとの最低ロットや最大ロット数(何ロットまで)
・ロットと証拠金の関係
などについて丁寧に説明します。
Tradeviewのような海外FX業者が初めての初心者でもわかるように詳細に解説しますので、あなたはこのページに記載されている情報を利用することによってロットについて理解してTradeviewで適切にトレードできるようになります。
※目次をクリックすると該当箇所に飛びます。
Tradeviewのロットについて
「ロット」とはTradeviewのようなFX業者で通貨ペアなどを取引する際に使う取引単位のことで、
・FX通貨ペアなら1ロット＝10万通貨
・株式でいえば1単位1,000株あるいは100株
というように定められています。
下の図はトレードビューでの取引ツールとなるMT4とMT5の注文画面です。
※MT4
※MT5
上の図の「成行注文」の下にある「1.00」がロット数で、ここにロット数を入力して注文を発注します。
入力できるロット数の上限と下限が銘柄それぞれ決まっているので注意しましょう。
銘柄ごとのロットの数量
Tradeviewでは、
- FX通貨ペア
- 株価指数CFD
- エネルギーCFD(原油,天然ガス)
- 貴金属メタルCFD(金,銀,プラチナ,パラジウム)
- 仮想通貨
- 株式(米国株)
の銘柄を取引できますが、それぞれの1ロットの数量（契約サイズ）は異なります。
口座タイプごとのロット数
Tradeviewには以下の表のような口座タイプがあります。
上の表の株式口座以外はすべてFX通貨ペアに関しての数値で、1ポジションとは1回に注文できる数量のことです。
Tradeviewのロット数から必要証拠金を計算する方法
続いてTradeviewで取引する際のロット数から必要証拠金を計算する方法を説明します。
1ロット数あたりの単位を確認する
まずTradeviewで取引する銘柄の1ロットの契約数を確認します。
たとえば株価指数CFDの銘柄をチェックする場合には、次のようにMT4またはMT5の気配値から銘柄の詳細を開きます。
【MT4の場合】
↓
【MT5の場合】
↓
上の図の「契約サイズ」が1ロットの数量です。
トレードビューの取引プラットフォーム(MT4・MT5・cTrader)のダウンロード方法や使い方については、以下のページで丁寧に説明していますので見てください。
⇒TradeviewのMT4,MT5,cTraderのダウンロードや使い方を解説
銘柄の価格を確認する
次に取引したい銘柄の価格をMT4またはMT5の気配値から確認します。銘柄を気配値リストに追加する方法は上で示したのMT4・MT5に関する記事をご覧ください。
【MT4】
【MT5】
上の図の価格は左が「売値」で右が「買値」で、ショート（売り）ポジションを建てるなら売値を、ロング（買い）ポジションを建てるなら買値をチェックします。
口座の基本通貨に換算する
トレードビューの銘柄の価格はそれぞれ通貨が違うので、証拠金を計算するためには口座通貨に換算する必要があります。
たとえば「AUS200」を取引する場合価格は「AUD（豪ドル）」で表示されているので、口座通貨が「JPY（日本円）」であれば「AUDJPY（豪ドル/日本円）」のレートをチェックして換算します。
必要証拠金を計算する
次に各銘柄の必要証拠金を
の式で計算します。
たとえばトレードビューでAUD200を1ロット取引する場合、価格などが以下の表のようになっているとします。
この場合1ロットのロングポジションを建てるのに必要な証拠金は、
の式で計算します。
Tradeviewでの最大ロット数の計算方法
口座残高から保有できる最大ロット数を計算する場合は、まず取引する銘柄の1ロットの必要証拠金を計算します。
そしてこの必要証拠金で口座残高を割れば、取引できる最大ロット数を算出できます。
Tradeviewの銘柄ごとの最小/最大ロット数
続いてTradeviewで取引できる銘柄の1回に注文できる最小/最大ロット数をご紹介します。
また参考のために通貨ペア以外の銘柄における最小ロットでポジションを保有する場合の必要証拠金も計算しています（通貨単位は日本円）。
FX通貨ペア
TradeviewのFX通貨ペアは、
・1ロットの契約サイズは10万通貨
・最小ロットは0.01
・最大ロットは以下の通貨ペアを除きすべて50ロット
・以下の通貨ペアのみ1回で発注できるのは最大75ロット
です。
最大75ロットのFX通貨ペアは、
・AUDUSD
・EURJPY
・EURUSD
・GBPJPY
・GBPUSD
・USDCHF
・USDJPY
です。
トレードビューのFX通貨ペアの証拠金は、
の式で計算します。
Tradeviewのレバレッジ倍率はXLev口座が最大500倍でILC口座とcTrader口座は400倍です。
ただし口座を開設した時はこの最大レバレッジ倍率に設定されておらず、レバレッジの変更には申請が必要ですのでご了承ください。
Tradeviewのレバレッジの変更については、以下のページで丁寧に説明していますので参照してください。
⇒Tradeviewのレバレッジの規制(制限),計算,確認,変更方法を解説
株価指数CFD
トレードビューの株価指数CFDは1ロットの契約サイズが一部を除き「1」で、最小ロットは一部を除き「0.1」となっています。
レバレッジはすべて100倍で、2023年8月24日終値をベースにした最小ロットでの証拠金は以下の表のようになります。
トレードビューの株価指数CFDの証拠金は、
の式で計算します。
仮想通貨
Tradeviewの仮想通貨の1ロット契約サイズは一部を除き「1」で、最小ロットはすべて「0.01」です。
レバレッジは100倍となっており、2023年8月24日の終値をベースにした最小ロットでの証拠金を計算しています。
Tradeviewの仮想通貨の証拠金は、
の式で計算します。
貴金属メタルCFD(金,銀,プラチナ,パラジウム)
Tradeviewの貴金属メタルCFD(金,銀,プラチナ,パラジウム)の1ロットあたりの契約サイズと最小/最大ロット数は以下の表のようになります。
レバレッジはすべて100倍で、最小ロットでの必要証拠金は2023年8月24日の終値をベースに計算しています。
トレードビューの貴金属メタルCFD(金,銀,プラチナ,パラジウム)の証拠金は、
の式で計算します。
エネルギーCFD(原油,天然ガス)
TradeviewのエネルギーCFD(原油,天然ガス)の取引ロット数は以下の表のようになります。レバレッジはすべて100倍です。
※最小ロットの証拠金は2023年8月24日の終値をベースに計算しています。
トレードビューのエネルギーCFD(原油,天然ガス)の証拠金は、
の式で計算します。
株式(米国株)
トレードビューで取引できる株式(米国株)は1株から注文を出せますが、最大数は銘柄により異なります。
Tradeviewで取引できる株式(米国株)の銘柄数は1,491もあるので、その一部を以下の表でご紹介します。
最小ロットの証拠金は2023年8月24日の終値をベースに計算しており、株式のレバレッジは3倍です。
Tradeviewの株式(米国株)の証拠金は、
の式で計算します。
Tradeviewのロットに関するよくある質問と回答
最後にTradeviewのロットに関する疑問点とその回答をご紹介します。
A.Tradeviewでは銘柄により異なりますが、FX通貨ペアの場合はXLev口座で0.01ロット、ILC口座で0.1ロット単位で取引できます。
A.トレードビューの取引ツールにはMT4とMT5、cTraderがありますが、同じ口座タイプであれば取引できるロット数は同じです。
Tradeviewの取引プラットフォーム(MT4・MT5・cTrader)のダウンロード方法や使い方については、以下のページで丁寧に説明していますので参照してください。
⇒TradeviewのMT4,MT5,cTraderのダウンロードや使い方を解説
A.トレードビューでは両建ての場合も1回に注文できるロット数は、銘柄それぞれの最大ロット数と同じです。
Tradeviewの両建てについては、以下のページで具体的に説明していますので参考にしてください。
⇒Tradeviewの両建てのやり方やルール,解除方法を解説
A.トレードビューの注文時にはロット数で発注します。
以上でトレードビューのロットに関するよくある質問と回答の説明は完了です。
Tradeviewのロット数のまとめ
トレードビューで取引できる銘柄はそれぞれ1回に注文できるロット数に違いがありますが、公式サイトにはロット数に関する記載がないので、利用している取引ツールで確認しておきましょう。
ただしMT4は1回で注文できる最小/最大ロット数が表示されないので、MT5またはcTraderでの確認が必要です。
以上でトレードビューのロットについての解説は終了です。
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