gemforexのロット数の計算方法や目安,変更や確認方法

 
gemforexは
・日本で人気がある海外FX業者である
・ビットコイン(BTC)で入金や出金できる
・スプレッドが狭い【ロースプレッド口座】がある
ことから現在日本で最も人気がある海外FX会社ですが、いざgemforexに口座開設して取引したい！と思っても、gemforexの公式サイトにはロットについてあまり詳しくは記載されておらず分かりづらいですよね。
 
あなたはgemforexの

という疑問をお持ちではありませんか？
 
ですのでこのページではgemforexの

などについて詳しく解説します。
 
ゲムフォレックスのような海外FX業者が初めての初心者でもわかるように詳細に説明しますので、あなたはこのページに記載されている情報を利用することによってロットについて理解してgemforexで適切にトレードできるようになります。
 
※目次をクリックすると該当箇所に飛びます。

gemforexのロットについて

 
ゲムフォレックスでのFX取引などで注文を出す際に重要なのが「ロット」に関する理解です。
 
ロット数を間違えて注文を出してしまうと、ちょっとした値動きで大きな損失につながる可能性もありますし、さらに証拠金維持率の低下によりロスカットとなる可能性もあります。
 
ですので以下では注文の発注量に失敗することがないようにゲムフォレックスでのロットについて具体的に解説します。
 

gemforexの口座タイプごとのロット数

まずはゲムフォレックスの口座タイプごとの最小ロット数・最大ロット数などを以下の表で示します。
 

 
※1 200ポジションを超える場合には注文を受け付けない場合があります
※2 200ロットを超える場合には注文を受け付けない場合があります
 
上記※1と※2の条件に関しての記載はありませんが、gemforexの利用規約には次のように「事前連絡なしの大きなロットの取引」と記載されています。
 

 

 

ロットとは取引単位のこと

 
ロットとは取引注文を出す際の取引単位のことで、上の図では「5.00」という数字がロットです。
 
ゲムフォレックスでの注文は「〇通貨」「〇枚」という単位ではなく、すべての銘柄でロット単位で発注します。
 

1ロットは何通貨か

gemforexでは「1ロット」の単位は銘柄によって異なり、たとえばFX通貨ペアは基本的に1ロット＝10万通貨となっています。
 
ですので「USDJPY（米ドル/日本円）」が1ドル＝136円であれば1ロットの価格は、

のようになりますので、1ロットの取引価格は1360万円ということです。
 
この取引のレバレッジが1,000倍であれば、1ロットの取引に必要な証拠金は

になります。
 

最低ロット数と最大ロット数

ゲムフォレックスでは1つの口座で保有できるポジションサイズを、
・最小ロット数
・最大ロット数
・限度ロット数
の3つの指標で定められており、これらは銘柄により異なります。
 
このうち「最小ロット数」と「最大ロット数」は1回の注文で発注できる数で、限度ロット数は1つの口座で保有できるポジションの最大数となっています。
 

 

gemforexでロット数から必要証拠金を計算する方法

次はゲムフォレックスの取引で必要な証拠金の計算方法を説明します。
 

ロット数を通貨単位に換算する

ゲムフォレックスの取引で必要な証拠金の計算すには、まず銘柄それぞれの1ロットあたりの単位を調べます。
 

 
上の図はgemforexで取引できる「BTCUSD（ビットコイン/米ドル）」という銘柄で、ビットコインを米ドルベースでで取引するFX銘柄になります。
 
なお上の図はMT5の取引ツールによる操作方法になります。
gemforexの取引プラットフォーム(MT4・MT5)の使い方については、以下のページで詳しく解説していますので見てください。
⇒gemforexのMT4・MT5のダウンロード,注文方法や使い方を解説
 
「BTCUSD（ビットコイン/米ドル）」銘柄の詳細情報の画面で取引単位が「1」とありますが、これは「BTCUSD」は「1ロット＝1」であることを示すものです。
 
ちなみに「BTCUSD（ビットコイン/米ドル）」では、
・最小数量は0.01ロット
・最大数量は50ロット
・最大取引量（保有できるポジション数）は150ロット
となっています。
 

 
続いて上の図はメジャー通貨の「USDJPY（米ドル/日本円）のFX通貨ペアの詳細情報の画面ですが、取引単位は「100,000」となっているので「1ロット＝10万通貨」となります。
 
このようにgemforexでは銘柄ごとに1ロットの単位が違うので、必要証拠金を計算する前にこの1ロットの取引単位を確認しておきましょう。
 

口座の基本通貨に換算する

取引する銘柄の1ロットの取引単位を確認したら、次は口座の基本通貨に換算する作業が必要です。
 
gemforexでは追加口座を作る際に基本通貨を選べるようになっていますので、ここではたとえばJPY（日本円）を基本通貨にしているとします。
 
先ほどの「BTCUSD（ビットコイン/米ドル）」は「USD（米ドル）」での取引であり、その価格は米ドルで表示されています。
 

 
上の図は「BTCUSD（ビットコイン/米ドル）」のチャートですが、2023年3月10日の終値は画面上の黄色の部分の「20,071.05ドル」となっています。
 

 
上の図は「USDJPY（米ドル/日本円）のチャートですが、2023年3月10日のドル円の終値は「134.949円」になっています。
 
ですので「BTCUSD（ビットコイン/米ドル）」を日本円に換算すると、

のように計算できます。
 
「BTCJPY」という銘柄もあるのでその値を見ればすぐに換算できますが、あらゆる銘柄はこのような手順で口座通貨に換算します。
 

必要証拠金を計算する

口座の基本通貨に換算したら、続いてポジションを保有するために必要な証拠金は、

の式で計算します。
 
レバレッジ倍率ではなく証拠金率で表示されている銘柄の場合には、

の式で計算します。
 
たとえばゲムフォレックスで「BTCUSD（ビットコイン/米ドル）」を0.01ロット保有する場合には、
・1ロットの単位：1
・レバレッジ：400倍
の条件があるので、

の式で計算します。
 
つまりゲムフォレックスでは、およそ68円の証拠金で「BTCUSD（ビットコイン/米ドル）」のポジションを0.01ロット保有できるということです。
 

gemforexでの最適なロット数の計算方法

 
続いてgemforexで取引するにあたり、最適なロット数の計算方法を丁寧に説明します。
 

口座残高で取引できる最大ロット数を計算

まずはgemforexの口座残高から最大でどの程度のロット数を保有できるのかを計算しておけば、あとは取りうるリスクによって最適な取引ロット数を計算できるようになります。
 
例としてgemforexで「USDJPY」の取引をするとすると、
・口座残高が10万円
・1ドル＝136円
・レバレッジが1,000倍
であれば1ロットのポジション保有に必要な証拠金は、

となりますので、口座残高10万円に対して保有できる最大ロット数は、
100,000÷13,600＝7.35ロット
となります。
 

ロスカットから計算する

 
gemforexでは証拠金維持率が20％になると強制ロスカットされますが、保有するポジションの通貨がどれほど逆行したら強制ロスカットするのかを設定すれば最大ロット数が計算できます。
 
gemforexの証拠金とロスカットについては、以下のページで具体的に説明していますので参考にしてください。
⇒gemforexの証拠金の計算と維持率,ロスカットについて解説
 
ですので今たとえば「USDJPY」のポジションを保有して100pips（1円）逆行したらポジションがロスカットされるとすると、
・口座の残高を10万円
・レバレッジを1000倍
とすれば証拠金は、
・10万円×1000倍＝1億円
になります。
 
ですので1億円の証拠金維持率が20％にまで減少するということは、8000万円の損失になるので、
・1ドル＝136円
・レバレッジ1,000倍
・1ロット10万通貨
であればロット数に換算すると、

のようになり、5.88ロットが全ロット数の80％に相当するので保有するポジションのロット数は、

のように計算できますので、結論は「USDJPY」を最大で7.35ロットまで保有すれば1円の逆行でロスカットされることがわかります。
 

損失リスクからロット数を計算する

 
ゲムフォレックスでロット数を計算する方法として、損失リスクからロット数を計算する方法もあります。
 
例えばgemforexのドル円(USDJPY)を取引するとして、
・運用資金は10万円
・1％(1000円)の損失が出たら損切りする
・損切りは100pips（1円）で行う
ルールとします。
 
gemforexでは1ロットは10万通貨なので、1ロットを保有して100pips逆行すると10万円の損失となります。
 
ですので1,000円の損失に抑えるのであれば保有できるロット数は、

のように計算できます。
 
ここでレバレッジ1,000倍であれば1ドル＝136円の場合に0.01ロットのポジション保有に必要な証拠金は、

となります。
 
ゲムフォレックスのドル円(USDJPY)を取引するとして、
・運用資金は10万円
・1％(1000円)の損失が出たら損切りする
・損切りは100pips（1円）で行う
の条件の場合、「0.01ロットを136円の証拠金で保有する」ということになります。
 

 

gemforexのロット数と1pips増減による損益

 
ゲムフォレックスで取引できる銘柄は1pipsの値幅が違いますので、取引する際はロット数により1pipsの変動がどのくらいの損益になるのかを把握しておく必要があります。
 

1pipsの値幅

gemforexのFX通貨ペアやCFD、仮想通貨などの1pipsの値幅は、以下の各銘柄の解説ページで説明していますので参照してください。
⇒gemforexで取引できる銘柄,商品を徹底解説
 
「USDJPY」や「EURJPY」などJPY（日本円）を損益通貨としている通貨ペアは「1pips＝0.01円」となっています。
 
一方USD（米ドル）が損益通貨の「EURUSD」や「AUDUSD」などは、「1pips＝0.0001米ドル」です。
 

ロット数を通貨単位に換算する

1pipsの値幅を調べたら、続いて次にロット数を通貨単位などに換算します。
 
すでに述べたようにgemforexでは
・FX通貨ペアは1ロット＝10万通貨
・CFDや仮想通貨は銘柄により1ロットの単位は異なる
となっています。
 

ポジションの通貨と1pipsの価格を掛ける

ロット数を通貨単位に換算したら、最後に保有ポジションのロット数を通貨単位などに換算し、さらに1pipsの価格を掛け合わせれば1pips動いた時の損益を計算できます。
 
たとえば「USDJPY」を10ロット保有していれば、1pips動いた時の損益は、

のようになります。
 

gemforexの銘柄ごとのロット数

 
次はgemforexの銘柄ごとの最大ロット数について丁寧に解説します。
 

FX通貨ペア

 
gemforexはFX通貨ペアの最小ロット数や最大ロットは、銘柄ではなく口座タイプそれぞれに準拠します。
 
ゲムフォレックスの口座タイプについては、以下のページで詳しく解説していますので参照してください。
⇒gemforexの口座タイプの種類の違い,おすすめを比較
 

株式指数CFD

 
gemforexで取引できる株式指数CFDは10種類ありますがすべての銘柄で
・1ロット＝1単位
・最低ロット数は1ロット
となっています。
 
gemforexの株価指数CFD取引については、以下のページで詳しく解説していますので参考にしてください。
⇒gemforexの株価(株式)指数CFD取引を解説
 

株式指数CFDの最大ロット数

gemforexの株式指数CFDの最大ロット数はMT4とMT5で異なります。
 

 

株式指数CFDの必要証拠金の計算

gemforexの株式指数CFDの必要証拠金は、

の式で計算します。
 
ですのでたとえばgemforexで「JPXJPY」を1ロット取引する場合には、レバレッジの証拠金率は0.5％なので

のようになります。
 

エネルギーCFD

 
gemforexのエネルギーCFDは、
・BRENT
・WTIUSD
の2種類あり、ともに原油の銘柄です。
 
ゲムフォレックスのエネルギーCFD(原油)取引については、以下のページで具体的に解説していますので参照してください。
⇒gemforexのエネルギー(原油)CFD取引を解説
 
gemforexのエネルギーCFDはすべて
・1ロット＝100単位
・最低ロット数は1ロット
となっています。
 

エネルギーCFDの最大ロット数

続いてゲムフォレックスのエネルギーCFDの最大ロット数を表で示します。
 

 

エネルギーCFDの必要証拠金の計算

ゲムフォレックスのエネルギーCFDの必要証拠金は、

のように計算します。
 
ですのでたとえばgemforexで「BRTGBP」を1ロット取引する場合レバレッジの証拠金率は1％なので、

のようになります。
 

仮想通貨CFD

 
ゲムフォレックスで取引できる仮想通貨CFDは22種類あり、
・仮想通貨の取引ができるのはMT5のみ（MT4では取引できない）
・1ロットの単位はすべて「1」
です。
 
gemforexの仮想通貨CFD取引については、以下のページで詳細に解説していますので参考にしてください。
⇒gemforexの仮想通貨CFD取引を徹底解説
 

仮想通貨CFDのロット数

続いてゲムフォレックスの仮想通貨CFDの最大ロット数を表で示します。
 

 

仮想通貨CFDの必要証拠金の計算

gemforexの仮想通貨CFDの必要証拠金は、

の式で計算します。
 
ですのでたとえばgemforexで「ビットコイン円(BTCJPY)」を0.01ロット取引する場合レバレッジ倍率は400倍なので

のようになります。
 

株式指数/仮想通貨

 
gemforexで取引できる「株式指数/仮想通貨」ペアは2種類あり、
・仮想通貨の取引ができるのはMT5のみ（MT4では取引できない）
・1ロットの単位はすべて「1」
となっています。
 
gemforexの株価指数CFD取引については、以下のページで丁寧に説明していますので参照してください。
⇒gemforexの株価(株式)指数CFD取引を解説
 

株式指数/仮想通貨のロット数

続いてgemforexの「株式指数/仮想通貨」ペアの最大ロット数を表で示します。
 

 

株式指数/仮想通貨の必要証拠金の計算

gemforexの「株式指数/仮想通貨」ペアの必要証拠金は

の式で計算します。
 
ですのでたとえばgemforexで「NIKKEIBTC」を1ロット取引する場合レバレッジ倍率は20倍なので

のようになります。
 
ビットコインの2023年3月10日の終値は2,708,847円なので、0.00051152BTC＝約1,385円です。
 

株式/仮想通貨

 
gemforexで取引できる株式/仮想通貨は3種類あります。
・仮想通貨の取引ができるのはMT5のみ（MT4では取引できない）
・1ロットの単位はすべて「1」
です。
 
gemforexの株価指数CFD取引については、以下のページで丁寧に説明していますので見てください。
⇒gemforexの株価(株式)指数CFD取引を解説
 

株式/仮想通貨のロット数

続いてゲムフォレックスの「株式/仮想通貨」ペアの最大ロット数を表で示します。
 

 

株式/仮想通貨の必要証拠金の計算

gemforexの「株式/仮想通貨」ペアの必要証拠金は、

の式で計算します。
 
ですのでたとえばgemforexで「AAPLBTC」を1ロット取引する場合レバレッジ倍率は20倍なので、

のようになります。
 
ビットコインの2023年3月10日の終値は2,708,847円なので、0.00037184BTC＝約1,007円です。
 

メタル/仮想通貨

 
gemforexで取引できる「メタル/仮想通貨」ペアは2種類あり、
・仮想通貨の取引ができるのはMT5のみ（MT4では取引できない）
・1ロットの単位はすべて「1」
です。
 
gemforexの貴金属CFD(金,銀)取引については、以下のページで丁寧に説明していますので参考にしてください。
⇒gemforexの貴金属CFD(金,銀)取引を解説
 

メタル/仮想通貨のロット数

次はgemforexの「メタル/仮想通貨」ペアの最大ロット数を表で示します。
 

 

メタル/仮想通貨の必要証拠金の計算

gemforexの「メタル/仮想通貨」ペアの必要証拠金は

の式で計算します。
 
ですのでたとえばgemforexで「XAUBTC」を0.01ロット取引する場合レバレッジ倍率は20倍なので、

のようになります。
 
ビットコインの2023年3月10日の終値は2,708,847円なので、0.0000467962BTC＝約126円です。
 

 

gemforexのロットに関するよくある質問と回答

最後にゲムフォレックスのロットに関するよくある質問と回答をご紹介します。
 

 

 

 

 

 

 
以上でゲムフォレックスのロットに関するよくある質問と回答の解説は終了です。
 

gemforexのロット数まとめ

gemforexは口座タイプに関係なく、FX通貨ペアの場合1ロット＝10万通貨となっています。
 
またgemforexのFX通貨ペアでは0.01ロットの少額から取引できるので、1,000倍あるいは5,000倍のレバレッジにより少ない証拠金で取引できるというすぐれている点があります。
 
gemforexではほかにもCFDや仮想通貨の銘柄が取引できますが、こちらは口座タイプとは関係なくそれぞれ1回の注文で出せる最小・最大ロット数が決まっています。
 
またCFDや仮想通貨は1ロットの取引単位も異なるので、必要証拠金が予想外に大きくならないよう注意しましょう。
 
gemforexでFXやCFDを取引する場合、常にポジション保有に必要な証拠金を計算して適切なロット数で注文を出せるようにすることが大切です。
 
以上でゲムフォレックスのロットについての説明は終わりです。
 

 

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