トレードビューは
・世界トップクラスの第三者機関による監査を受けている安心安全な海外FX業者である
・BXONE,bitwallet,スティックペイなどの電子決済で入金や出金ができる
・500倍のハイレバレッジで取引可能な【XLev口座】がある
ことから現在日本で最も人気がある海外FX会社ですが、いざTradeviewに口座開設して取引したい！と思っても、Tradeviewの公式サイトには証拠金についてあまり詳しくは記載されておらず分かりづらいですよね。
あなたはトレードビューの
「証拠金不足の際の対応方法は？」
「証拠金維持率の目安と計算方法は？」
「ロスカットのルールは？」
という疑問をお持ちではありませんか？
ですのでこのページではTradeviewの
・証拠金一覧や有効証拠金、余剰証拠金
・証拠金不足の際の対応方法
・証拠金維持率の目安と計算方法
・ロスカットルール
について詳細に説明します。
Tradeviewのような海外エフエックス会社が初めての初心者でもわかるように詳細に説明しますので、あなたはこのページに記載されている情報を利用することによってトレードビューの証拠金について理解して適切にトレードできるようになります。
※目次をクリックすると該当箇所に飛びます。
Tradeviewの証拠金とは
証拠金を使った差金決済取引はレバレッジを使うことで口座残高の数百倍のポジションを保有できますが、価格変動による含み損益の変動により有効証拠金も変動します。
Tradeviewは有効証拠金額が保有するポジションの必要証拠金額以下になるとロスカットされる
証拠金での取引ができる銘柄
トレードビューで証拠金を使った取引ができるのは、
- FX通貨ペア
- 株価指数CFD
- エネルギーCFD(原油,天然ガス)
- 貴金属メタルCFD(金,銀,プラチナ,パラジウム)
- 仮想通貨
- 株式(米国株)
の銘柄です。
トレードビューではMT5で現物株式の取引ができますが、レバレッジを使えるので証拠金を使った取引ができます。
証拠金の確認方法
Tradeviewでポジションを保有している際の必要証拠金は、下の図のようにMT4またはMT5の「トレード」画面で確認できます。
上の図の「証拠金」の欄に「73,183（円）」とありますが、これが保有ポジションの必要証拠金で、証拠金の金額は同じ銘柄でもレバレッジが違うと異なります。
なおTradeviewでは
トレードビューの両建てについては、以下のページで解説していますので参照してください。
⇒Tradeviewの両建てのやり方やルール,解除方法を解説
差金決済取引とロスカットの仕組み
証拠金を使った通貨ペアなどの取引は「差金決済取引」と呼ばれて、ポジションを決済した時の損益が口座の残高に反映される仕組みになっています。
ポジションを保有中に含み損益が生じると「有効証拠金」が増減します。
有効証拠金を保有するポジションの必要証拠金で割った数字に100を掛けたものが「証拠金維持率」です。
この「証拠金維持率」が100%以下になるとトレードビューではポジションが強制決済されますが、これがいわゆる「ロスカット」です。
つまり含み損が大きくなり、有効証拠金の額が保有するポジションの証拠金額以下になるとポジションは自動的（強制的）に決済されます。
証拠金の計算方法
TradeviewでのFX通貨ペアとCFD取引に必要な証拠金は、
・ロット数
・1ロットあたりの銘柄のサイズ（契約数）
・銘柄の価格
・レバレッジ倍率
の項目で決まります。
Tradeviewの証拠金は、
の計算式で算出します。
たとえばトレードビューのFX通貨ペアの場合1ロットの契約サイズは10万通貨、レバレッジ倍率は最大で500倍です。
ですので「USDJPY（米ドル/日本円）」が1ドル＝146円の時にレバレッジ400倍で0.01ロットを取引する場合の証拠金は、
のようになります。
つまり口座に292円の残高があれば、「USDJPY」の買いポジションまたは売りポジションを保有できるということです。
ただしTradeviewでは実際には証拠金維持率が100%以下になるとロスカットされるので、もっと多くの残高がなければすぐにロスカットされる可能性があります。
Tradeviewのレバレッジについて
Tradeviewでは通貨ペアを取引する際に適用されるレバレッジは口座タイプにより最大倍率が次のようになっています。
なお現物株式のレバレッジは3倍に固定され、ほかのCFD銘柄は100倍に固定されています。
トレードビューのレバレッジについては、以下のページで丁寧に解説していますので参考にしてください。
⇒Tradeviewのレバレッジの規制(制限),計算,確認,変更方法を解説
Tradeviewの全銘柄の証拠金
Tradeviewで取引できる通貨ペアとCFD銘柄の最小ロット数での証拠金を以下の表で示します。
以下の表の証拠金は2023年8月28日のレートをベースに算出したもので、証拠金と8月28日のレートは日本円で表記しています。
FX通貨ペア
TradeviewのFX通貨ペアは、
・1ロットの契約サイズはすべて10万通貨
・1ポジションの最小ロット数は「XLev口座」と「cTrader口座」が0.01ロットで「ILC口座」が「0.1ロット」
です。
口座それぞれの最大レバレッジ、最小ロットにおけるTradeviewでの証拠金は以下の表のようになります。
(0.01) |
(0.1) |
(0.01) |
||
Tradeviewで取引できるFX通貨ペアについては、以下のページで解説していますので参照してください。
⇒Tradeviewで取引できるFX通貨ペアを解説
株価指数CFD
トレードビューの株価指数CFDは口座タイプに関わらずレバレッジは100倍で、そのほかの条件は同じです。
※ UK100は8月25日の終値
Tradeviewの株式(株価)指数CFD取引については、以下のページで詳細に説明していますので参考にしてください。
⇒Tradeviewの株価指数(株式指数)取引を解説
仮想通貨
Tradeviewの仮想通貨もすべての口座タイプで同じ条件となり、レバレッジは100倍です。
トレードビューの仮想通貨CFD取引については、以下のページで分かりやすく説明していますので参照してください。
⇒Tradeviewの仮想通貨(暗号資産)取引を徹底解説
貴金属メタルCFD(金,銀,プラチナ,パラジウム)
Tradeviewの貴金属メタルCFD(金,銀,プラチナ,パラジウム)もレバレッジ100倍で取引できます。
Tradeviewの貴金属メタルCFD(金,銀,プラチナ,パラジウム)取引については、以下のページで丁寧に解説していますので見てください。
⇒Tradeviewの貴金属メタル(金,銀,プラチナ,パラジウム)取引を解説
エネルギーCFD(原油,天然ガス)
TradeviewのエネルギーCFD(原油,天然ガス)のレバレッジも100倍で取引条件はすべての口座で同じです。
TradeviewのエネルギーCFD(原油,天然ガス)取引については、以下のページで分かりやすく解説していますので参照してください。
⇒Tradeviewのエネルギー(原油,天然ガス)取引を解説
株式(米国株)
Tradeviewの株式(米国株)のレバレッジ倍率は3倍で、MT5の株式口座でのみ取引できます。
※株式(米国株)は銘柄数が多いので、以下の表では一部のみご紹介します。
Tradeviewの株式(米国株)はショート（売り）ポジションも保有できますが、同じ銘柄では両建てができません。
保有するポジションと同じ銘柄で反対ポジションを建てる注文を発注し執行されると、同数のポジションが決済されます。
トレードビューの株式(米国株)取引については、以下のページで説明していますので参照してください。
⇒Tradeviewの現物株式(米国株)取引を解説
Tradeviewのロスカットとは
トレードビューのロスカットは、証拠金維持率が低下した時に強制的に保有ポジションを決済する仕組みで、ロスカットされる条件は証拠金維持率が100%以下になった時です。
ロスカットの前にマージンコールは発生しない
マージンコールは通常ロスカットされる前に証拠金維持率が低下したことを知らせるアラートですが、トレードビューには「マージンコール」はありません。
通常多くの海外エフエックス業者ではたとえば証拠金維持率が50%以下でマージンコールが発生し、証拠金維持率が20%以下になるとロスカットされるといった形になっています。
Tradeviewではロスカットの条件が厳しく証拠金維持率100%以下となっており、その前のマージンコール発生はないということです。
ロスカットのルール
Tradeviewでは証拠金維持率が100%以下になった時点で、保有ポジションは自動的に強制決済されます。
ただしもし値動きが激しくロスカットが発動してから価格が大きく動いて決済されると、かなり不利な条件で執行される可能性があります。
あるいは休日明けの寄り付きで価格が休み前と大きく乖離して始まると、口座残高がマイナスになる可能性があります。
この場合にはTradeviewでは追証は発生せずに、ゼロカットが発動してマイナス残高は入金した時点でゼロにリセットされます。
Tradeviewのゼロカットシステムや追証については、以下のページで分かりやすく解説していますので参照してください。
⇒Tradeviewはなぜゼロカットで追証なし？特徴やメリットを解説
Tradeviewの証拠金とロスカットに関するよくある質問と回答
最後にトレードビューの証拠金とロスカットに関する疑問点とその解答をご紹介します。
A.レバレッジ倍率が高く余剰証拠金がほぼゼロの状態になるとロスカットされる可能性は高くなります。
ですので単にレバレッジ倍率が高いだけではロスカットされやすくなるわけではありません。
A.Tradeviewの公式サイトには証拠金を自動的に計算してくれる計算ツールはありません。
A.Tradeviewではロスカットされても特にペナルティは発生しません。
A.トレードビューはゼロカットシステムを採用しているので、ロスカットされたあとに口座残高がマイナスになっても追証は発生しません。
Tradeviewのゼロカットシステムや追証については、以下のページで詳しく解説していますので見てください。
⇒Tradeviewはなぜゼロカットで追証なし？特徴やメリットを解説
A.Tradeviewではユーザーがロスカット水準を設定することはできません。
以上でトレードビューの証拠金とロスカットに関するよくある質問と回答の解説は終わりです。
Tradeviewの証拠金とロスカットのまとめ
トレードビューでの取引ではレバレッジ倍率を最大に設定した場合、ロスカットに注意してポジションを保有する必要があります。
ですのでまずは自分の口座残高でどの程度のポジションを保有できるのかを確認したうえで、注文するロット数を決めるとよいでしょう。
以上でTradeviewの証拠金とロスカットの説明は終わりです。
Tradeviewの関連リンク
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